自分の生命保険の内容を知ってますか?(第1回)

 生命保険は現在世帯加入率が90%を越えています。ほとんどの人はなにかしら生命保険に加入してます。

 あなたは、どんな生命保険に加入していますか?

 生命保険の役割は本来、死亡や医療、老後の経済的不安に備えるためのものです。生命保険の内容をよく検討してみると、保障額に過不足が生じていたり、保障が重複していたり、本当に自己の望む保障を得ていない場合がかなりあるのではないでしょうか?
 その原因としては、
 ・勧められるがままに加入してしまった
 ・みんなが入 っているから
 といったように動機が曖昧なためあまり加入動機を考えずに保険を契約してしまっていることが挙げられます。

生命保険の知識として知っておくべきことは、以下のようなことが挙げられます。

@どういうタイプの保険なのか?

 定期保険、終身保険、医療保険、個人年金など生命保険は多種多様です。また定期付終 身保険などこれらの保険商品がセットになったものもあります。

Aどのくらいの保障がいつまで続くのか?

 死亡保険であれば死亡保険金、医療保険であれば通院や手術によって支払われる保険金 などがあります。それら保険金はどのような場合に支払われるのか、またもちろん契約期間が終わると保険金は支払われませんので、その保証期間はいつまで続くのかということ を理解していなければなりません。

B保険料の支払いはどれくらいか?

 月々だけでなく、払込期間で総額どれぐらい払うのかを知ることも重要です。総額で考えてみれば保険は住宅の次に高い買い物と言われることがよくわかると思います。また定期保険などは将来契約期間の更新によって保険料がかなり増える場合があります。現在は保険料を支払い可能であっても、何年後かに支払が困難になり解約して、いざというときに困るようでは生命保険はその意味を持たなくなってしまいます。

 以上のようなことを知った上で考えるべきことは、その保険商品がご自分に合 った保険かどうかということです。人のライフスタイルは結婚、出産、転職、退職、住居購入など様々な要因によって変化していきます。例えば独身の時には自分に合っていた保 険でも、結婚により扶養する家族ができると、補償額が足りなくなったり、無駄な保障であったりしてくることがあります。そのためライフスタイルの変化に合わせた保険の見直しが必要になってきます。 ここでは生命保険の商品の基礎知識を理解した上で、自分のライフプランにあった保険商品の見つけることでライフプラン(人生設計)を考えていきたいと思います。



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