【ひとり言】


 『日本シリーズ観戦日記』


 日本シリーズがついに終わってしまいました。私は当事務所の猛虎会会長自称桧山と申します。今年のシリ−ズは大熱戦の末ダイエーの優勝で幕を閉じましたのでとりあえずダイエーファンの皆様おめでとうございました。阪神も良くがんばりました来年こそ岡田監督お願いしまっせ。

 さて、私は甲子園の第3戦と第5戦のチケットが高額ながらなんとかとか手に入ったので(なんて幸せものなんでしょう)行ってきました。ここに感動の二日間をご紹介します。(ダイエーファンの皆様ごめんなさい)

 


第3戦(10月22日)


 チケットは三塁側アルプス席でした、ああダイエーファンが多いやろうなと思いつついざ甲子園に到着、なんとタテジマばかり(私の斜め前に一人ダイエーファンのおば様がいたかな)ここはライトスタンドかと錯覚しましたよ。ちょうど6時15分に到着しあの名将吉田義男氏の始球式が始まっておりました。あの18年前は私も若かったなと感慨にふけっている間もなくプレイボール、ピッチャーはムーア、ちょっと後半調子が悪く心配でした、やはり立ち上がり苦戦川崎以下三連打やばい何とかおさえてくれ、もうまわりはみんな涙目ムーアムーアの大合唱何とか願いが通じて1点で抑えました。グゥオーという大歓声、続いて阪神の攻撃もうヴォルテージはすでに最高にあがりっぱなしです。ダイエーはあのちょっと男前の覚めた和田コリャ大変だ。やはりダイエーの選手は2連勝の後で大きく見えたけどコリャこのムードの甲子園では勝てそうにないぞと確信。3回が終了阪神はムーアの1安打のみ重苦しいムードの中4回裏金本が中堅右に同点ソロホームラン「ウァー」5万人総立ち、あれっ前席のおば様も思わず拍手ひょっとして阪神ファン。途中審判の判定に近くのおっちゃんが切れっぱなしでついに「言ってきたるわ」と前へ進出「言ってきたったぞ」満足げでした。その後和田とムーアの投手戦7回には二死二三塁代打大道最大のピンチ1球1球に轟く轟音、大道もこれでは打てまいやはりゴロでアウト。阪神は8回から吉野に交代またこの吉野が絶好調、そしてついに延長10回裏アリアス四球、桧山がつなぎ矢野四球、打席藤本あの9月15日赤星の記憶がよみがえる。星野監督藤本に何か一言「聞こえねえ」、さすが藤本やってくれました。あとはもうぐちゃぐちゃで知らない人と抱き合ったりなにやらでもう記憶ないです。あのおば様は何処へ・・・。よっしゃこれで明日もいただきや、「六甲おろしにさあそおおと・・・・・」

 


第4戦 チケットGet出来ず、さらに会議のため携帯テレビで観戦・金本やってくれました、涙涙。

 

 

5戦(10月22日)


 当日にチケットをGet(なんて幸せものなんでしょう、感謝感謝)それもライトスタンド9列目しかも連勝の後、いてもたってもいられず早々にいざ甲子園へ出陣。阪神応援団のまん前、今日も頼みまっせ。応援団の方々本当にご苦労様です。先発阪神下柳、ダイエー斉藤、昨日の余韻が球場に漂っています、1回裏いきなり金本のライトスタンドソロホームラン私の5メートル先でした。もうめちゃくちゃな騒ぎでまたまた記憶が飛んでます。よっしゃこれで頂きと思いこんだら2回表なんとバルデスの微妙なホームーランおいおいやめてーや。でも負ける気など全然なし。またまた投手戦に突入下柳やるやん、そしてついに6回裏またまたやってくれました、二死から今岡、赤星連打、さすが斉藤も金本には勝負せず、そして我らが桧山登場。「この一打に賭けろ 気合で振りぬけよ 誰もお前を止められぬ 桧山よ突っ走れ」の応援どうり気合の一打やってくれました。またまたまためちゃくちゃです、また記憶が飛んでます。今日もサヨナラかなと思った矢先のぜいたくな逆転劇でした。7回裏は代打帰ってきた濱中の登場「おさむ、おさむ」と応援してたら後ろの席にぼんちのおさむちゃんが応援にきてました。冗談みたいなほんまの話です。後は吉野、リガン、安藤、ウイリアムスの黄金リレーで阪神三連勝「やったー」ほんと感激でした。ちょっと気になった星野監督のインタビューでの安藤の登場でのブーイングは決してありませんでしたよ、みんな頑張れの声援でした。たぶんあの大歓声で星野監督も訳わからなかったのでは。

 しかし本当に感動した二日間でした。福岡に行きたいよ。阪神ファンはやめられまへん。

 

 何かだらだらとお思いのまま書いてしまいました。本当にありがとう。

 最後に甲子園で4戦やってたらなあと思いつつ・・何でオールスターセリーグ負けたんや〜っ!!

 

 



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